心に響いた婚活の名言。

今日は私の仲人人生で、心に刺さった婚活の名言をご紹介します。

是枝裕和という映画監督をご存じでしょうか。

福山雅治さん主演の『そして、父になる』や、近いところでは、数々の賞を総なめにした『万引き家族』など数々のヒット作で有名な監督です。

２０１６年に公開された『海よりもまだ深く』という作品の中で、

樹木希林さんが役の中で発した言葉がとても興味深く、心に残りました。

それがこちらです。

『幸せってのはねぇ、何かを諦めないと手にできないものなのよ。』

とね、しみじみ言ったシーンがあったんです。

これ深く考えれば考える程、私は腑に落ちました。

そして、ご自身の経験からこのような発言もされていて、

婚活者の間では賛同の声が寄せられています。

『結婚なんてのはねぇ、若いうちにしておかないとダメなの。

　物事の分別がついたらできないんだから。』

人間は歳を重ねれば、生きていく知恵がついてきて、

社会のしくみが理解でき、こうなったら理想的なのになぁ。

みたいに具体的に頭で理解できるようになります。

４０代にもなると、自分の彼氏と同世代の旦那さんと比べたりしてしまいます。

２０代の頃はそんな事しなかったのに、知恵がついたばっかりに、

人と比べてしまい、結婚にブレーキがかかります。

結婚相談所でも、２０代３０代前半くらいまでは、男性の将来性を信じて、多少のことは目をつむって結婚に踏み切れる女性もいらっしゃるのですが、
４０歳も越えてくると、男性の将来性もうっすら見えてきて、親の介護の問題など、辛いだろうなぁ、とネガティヴな感情が芽生えてきます。

そうなると、経済的に自立できている女性は、このまま独身の方がまだマシかも。

という考えが頭を過り、結婚に踏み切れないケースが出てきてしまいます。

結婚相談所でも、女性の５０代というのは、なかなか成婚に至らないケースが多い印象です。これは、男性の髪の毛が薄くなったり、
体型が変わったりしてきて、恋愛対象が湧かなくなることも、結婚へ否定的な考えに拍車がかかります。

美意識に関しては、男性より女性の方が頑張っている方が多いのですが、

ただ、年齢と共に自分も変わってきているという事に気づかないといけません。

今回のお話、良い意味で諦めるというお話、これは、男性の方が出来ている方が多いかと思います。自分だってどんどん劣化しているのだから、
お相手にも、もうそんなに求めませんよ。と言ってくれる男性、かなり多いです。

４０代アラフィフで結婚された女性、何かを諦めて、幸せを手に入れたという方、かなり多いのではないでしょうか。

ぜひこのお話、参考にしてもらえたら嬉しいです。