【結婚相談所仲人推奨】婚活者に読んでほしいおすすめ小説!辻村深月『傲慢と善良』(ネタバレなし)
こんにちは。
高知の結婚相談所「ナナイロ」代表の髙橋です。
今回は以前、動画でも紹介しました、
辻村深月さんの大ヒット小説『傲慢と善良』をご紹介したいと思います。
なぜこの小説が、今婚活をされている女性・男性にとって「必読の一冊」と言えるのか。
今回はネタバレにならないよう配慮しながら、あらすじや「実際の婚活に役立つ見どころ」を分かりやすく解説していきます。
婚活中の男女に強くおすすめしたい小説『傲慢と善良』とは?
まずは、この『傲慢と善良』がどのような物語なのか、全体像を簡単にご紹介します。
本作は、現代のリアルな婚活事情を背景に、忽然と姿を消した婚約者の行方を追う、ミステリー仕立ての恋愛小説です。
ページをめくる手が止まらなくなる、その引き込まれるあらすじから見ていきましょう。
突然の失踪から始まるスリリングな導入(あらすじ)
物語は冒頭からいきなり、主人公の坂庭真実がストーカーに追われ、
婚約者である西澤架に助けを求めるという衝撃的な展開からスタートします。
架の父親が亡くなったことをきっかけに、
架が引き継いだ会社を手伝うため、真実は今の職場を退職しました。
しかし、事件はその翌日に起こります。
なんと、真実がいきなり姿を消してしまったのです。
前日に喧嘩をしたわけでもなく、電話も通じない、家にも帰ってこない。
普段はマメに連絡をしてくる彼女からの突然の音信不通に、架はパニックに陥ります。
警察に相談するものの、「自分の意思で失踪した可能性が高い」と判断され、動いてはくれません。
そこから、架による孤独な「ストーカー探しの旅」が始まるのです。
リアルすぎる!対照的な2人の主人公の背景
この物語が婚活者の心に刺さる理由のひとつは、主人公2人のな背景設定にあります。
西澤架(38歳)
顔立ちも良く、恋愛経験も豊富。
これまで女性に困ったことがなく、いわゆる「モテてきたタイプ」の男性です。
しかし、その危機感のなさが仇となり、結婚願望が低かったことで、
32歳の時に大好きだった彼女に振られてしまったという苦い過去を引きずっています。
坂庭真実(30代)
親の言うことをしっかりと守ってきた、いわゆる「箱入り娘」タイプ。
母親と親離れ・子離れができておらず、共依存のような状態でした。
しかし、「30歳を過ぎてこれではダメだ」と一念発起し、実家の群馬県を飛び出して1人暮らしを始めた東京で、
マッチングアプリを通じて架と運命の出会いを果たします。
結婚相談所の仲人が婚活者に推すその理由
この物語は、単なるミステリーや恋愛小説として面白いだけではありません。
日々、婚活の現場で多くの男女をサポートしている私の視点から見ても、
「まさに婚活のリアルそのもの」と言える深い学びが詰まっています。
すれ違う「男女の考え方の違い」が痛いほどわかる
私がプロの目線から最も唸らされたのは、「男女の考え方の違い」が非常にリアルに描かれている点です。
合理的に物事を考えて解決しようとする男性(架)と、
それに対して感情に支配されて揺れ動いてしまう女性(真実)。
この異性の考え方の根本的な違いが、行動のすれ違いをどう生んでいくのかが痛いほどよくわかります。
お互いの思考回路の違いを知ることは、実際の婚活におけるコミュニケーションの大きなヒントになるはずです。
婚活女性の「リアルな感情の起伏と危うさ」を学べる
特に男性読者の方には、婚活をしている女性が心の奥底でどんな不安や葛藤を抱え、
どんなことを考えているのかを知るための良書として読んでいただきたいです。
女性特有の感情の起伏が非常に細かく表現されており、
日々婚活女性をサポートする立場の私自身にとっても、「なるほど、こんな心理が隠されているのか」と大変勉強になりました。
ミステリーとしても秀逸!読み応え抜群の500ページ
本作は、婚活における男女の微細な心理描写だけでなく、
「突然の失踪事件」の謎を追う上質なミステリーとしての側面も持ち合わせています。
長編でありながら、先の読めない展開の連続に、あっという間に読み進めてしまうはずです。
失踪の理由はストーカーか、それともマリッジブルーか?
果たして、真実は本当にストーカー事件に巻き込まれ、どこかに監禁されているのか?
それとも、ただ単なる「マリッジブルー」から自らの意思で姿を消しただけなのか?
架の犯人探しの解決の糸口は、
思いもよらない意外なところから見えてきます。
先が気になってページをめくる手が止まらなくなる展開は、
純粋なミステリー作品としても一級品です。
疑心暗鬼になりながらも奔走する架の行動力
警察が頼りにならない中、仕事の合間を縫って長期間にわたり悪戦苦闘する架の行動力は必見です。
疑心暗鬼になりながらも、真実が地元・群馬で入会していた結婚相談所に足を運んだり、
過去のお見合い相手を特定しようとしたり…。
「婚活」というテーマが、ミステリーの謎解きに深く絡み合ってくるのが本作の醍醐味です。
全500ページに及ぶ2部構成の中で、心が折れそうになっても不安と戦い続ける架と、
真実の「心の葛藤」が事細かに表現されており、非常に読み応えがあります。
まとめ:『傲慢と善良』を読んで婚活のヒントを見つけよう!
辻村深月さんの『傲慢と善良』は、単なるエンターテインメントの枠を超え、
今まさに婚活に挑んでいる方々の心に深く刺さる素晴らしい作品です。
自分自身の婚活への姿勢を見つめ直すきっかけにもなるはずですので、
ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
この物語の様に、男女のすれ違いで悩んでいませんか?
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