水原被告の禁錮4年9ヶ月の判決に思うこと🌈

昨年、大変なニュースになった水原一平被告の巨額詐欺事件。
私も興味深く推移を見守ってきました。
私がモットーとしている幸せな結婚生活とは、
『なるべく嘘はつかず、隠し事はせず正直に生きること。』
私が思うに、水原被告は、今まさにこの真逆をいってます。
先月、彼は刑期を少しでも短くしようと、裁判所に自分の都合の悪いことは隠し、
一方的に自分も被害者だと言わんばかりの身勝手な主張をしてしまいました。
せっかく全ての膿を出し切れるチャンスなのに、ここでもこの人は、
まだ上手く嘘でかわそうとしてるんだなぁ、と感じました。
ここが彼の人生の分岐点の一つで、さらに悪い方向へ行ってしまった印象。
結果、裁判官や世論の同情をかうどころか『一切信用できない人物』というレッテルを貼られてしまいました。
私たち仲人も同じですが、人の心の中は誰しも覗けません。
結婚後『こんな人だとは思わなかった。』と思うことも少なくはないかと思います。
相手は変えられないので、その後の自分の行動によって、幸せな方に行くのか、
不幸になるのかが変わってくるのだと感じます。
思い起こせば、昨年のドジャースの公式戦第2戦目終了後、水原被告が大谷選手に、
もう嘘が隠し通せないとなり、大谷さんに打ち明けた時の事、
水原被告は土下座の勢いで『肩代わりしたことにしてくれないか』と懇願したはずです。
そこで大谷選手は、それを綺麗に突っぱね、奥さんや代理人を呼び、
白日の元にさらしたのです。
優しい大谷さんが彼に同情し、それを受け入れていたらどうでしょう。
おそらく、今よりもっともっとややこしい展開になって、少なからず
大谷選手に疑惑の目を向ける人が大勢出て来ていたはずです。
私はあの時が、大谷選手の人生の一つの分岐点だったと感じます。
大谷さんが今迄正直に生きてきたからこそ、水原被告の懇願を受け入れなかったし、
携帯を即座に渡して『僕の携帯全て調べて』と言えたのです。
水原被告もまだ若いです。上手く立ち回ろうと、嘘や隠し事を辞め、正直な生き方をしていけば、
まだまだ長い人生、きっと糸口はみつかり、助けてくれる人も出てくると思います。
莫大な賠償金を返すのは現実的ではないですが、まずはしっかりと刑に服し、
離婚せず待っていてくれている奥さんの存在が何よりも幸せなことと感謝し、
これ以上泣かさないで欲しいと切に願います。